ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとアベンジャーズのつながりを徹底解説!

マーベル愛
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マーベル映画ファンの中でも、宇宙を舞台にしたガーディアンズ オブ ギャラクシーと、地球を守るアベンジャーズの関係は気になるところ。別々の物語だったはずの2つのチームが、どのようにつながっていったのか、その共演歴や絡み方を知ることでMCU全体の魅力がより深く見えてきます。この記事では、ガーディアンズ オブ ギャラクシー アベンジャーズ つながりに焦点を当てて、初心者にもわかりやすく解説します。

  • ガーディアンズとアベンジャーズが交差する作品と時期
  • ガモーラとサノスの深い関係性
  • ソーやアイアンマンとの共演の見どころ
  • 今後のMCUで再共演の可能性があること

ガーディアンズとアベンジャーズのつながりとは?

MCUの中での関係性と共演歴

アベンジャーズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下、GotG)の関係は、「一部のキャラが共通の敵に立ち向かう中でチームアップする仲間」という立ち位置だ。とはいえ、最初から深い関係があったわけじゃない。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の中で、GotGは宇宙サイドの物語、アベンジャーズは地球サイドのヒーロー中心だったので、しばらくは“遠い親戚”ぐらいの距離感だった。

それが交差するのは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)以降。ここでようやく両チームががっつり共演し、共通の敵サノスを前に手を取り合う展開になる。

逆に言えば、それ以前の作品では完全に別軸だったというのも面白い。MCUがいかに広く、そして巧妙に世界観をつなげているかを感じるポイントでもある。

ストーリー上どこで交差するのか

GotGとアベンジャーズが明確にストーリー上交差するのは、『インフィニティ・ウォー』が初。ここで、宇宙でサノスを追っていたガーディアンズたちが、地球外で活動していたアベンジャーズの一部と合流する流れになる。

具体的には、トニー(アイアンマン)、ピーター(スパイダーマン)、ドクター・ストレンジと、ガーディアンズの一部(スター・ロード、ドラックス、マンティス)が惑星タイタンで合流。最初は互いに「敵か!?」と誤解しながらも、最終的に同じ目的を持つ仲間として戦う。

この時点で両チームは完全に混ざるわけではなく、“数名ずつが限定的に交差する”という形になっている点に注目。全員集合は次作『エンドゲーム』に持ち越しとなる。

ストーリー的には「サノスを倒す」という1本の目的が、チームを超えたつながりを生んだと言える。

共演作『インフィニティ・ウォー』

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、まさにガーディアンズとアベンジャーズの初共演作。ここでは、宇宙組と地球組が初めて真正面から交差する大事件が起きる。

注目すべきポイントは3つある。

  1. ガモーラとサノスの因縁 ガーディアンズの一員であるガモーラは、サノスの義娘。物語の核心に彼女が関わる。
  2. スター・ロード vs アイアンマンの価値観の違い タイタンでの戦いでは、トニーの論理的判断とクイルの感情的行動が衝突し、ちょっとした“チームのズレ”も描かれる。
  3. 宇宙組のノリが地球ヒーローにいい刺激 ドラックスの空気読めなさ、マンティスの純真さなど、ギャグパートでもガーディアンズらしさが炸裂。

初共演にも関わらず、この映画での彼らのコンビネーションはけっこうハマっていて、「もっと観たい!」と感じた人も多いはず。

ソーとの関係とその後の流れ

ガーディアンズとアベンジャーズの中でも、ソーとの関係はかなり特別。この関係が生まれるのは、『インフィニティ・ウォー』で宇宙を漂っていたソーが、ミラノ号(GotGの船)に救助されるシーンから。

ソーとスター・ロードの“男のプライド対決”的なやり取りは、もはや漫才の域。体格、リーダーシップ、声のトーンにまで張り合って、ギャグ要素満載。

その後『ソー:ラブ&サンダー』では、なんと冒頭で一緒に行動している姿が描かれており、**“一時的にチーム化”**していたことが判明。あくまで期間限定の共闘だったが、視聴者にとっては新鮮なタッグだった。

この2組は、意外にも相性が良い。共に宇宙系でノリも合いそうだし、どちらも少し破天荒。でもだからこそ、仲良くなりすぎると宇宙が危ない気もする

今後も共演の可能性はある?

「またこのチームで観たい!」という声が多い中、**今後の共演は“可能性アリだが慎重に考えるべき”**といったところ。

まず、2023年公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』では、物語として一区切りがついている。スター・ロードは地球へ、他のメンバーもそれぞれの道へ進む展開となり、チームとしては解散状態

ただし、MCUでは「いなくなった=もう出ない」とは限らないのがポイント。ラストに「スター・ロードは帰ってくる」と表示されていたこともあり、今後の新作で再登場は十分ありえる

また、現在のMCUはマルチバース路線が進行中なので、「別の宇宙での共演」なんて展開も普通にある時代。

私は、「また会える日まで、銀河のはじっこで待ってるよ!」くらいのスタンスでいようと思ってる。ちょっと寂しいけど、それもまたMCUの楽しみ方の一つ。


ガーディアンズシリーズを時系列で紹介

ガーディアンズオブギャラクシー 順番

まず最初に抑えておきたいのは、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(以下GotG)の映画はシリーズとしてしっかり順番があるということ。以下が公開された順番だ。

  1. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
  2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
  3. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル(2022年)
  4. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年)

ここで注意したいのは、2作目(リミックス)は1作目のすぐ後の出来事として描かれていて、時系列的にはほとんど連続しているという点。つまり「公開年=時間が流れている」とは限らない。

映画の公開順と時系列の違い

MCUあるある、それが「公開順と時系列が一致しない」問題。GotGシリーズも例外ではない。

公開順は前述の通りだが、時系列では少しズレがある。下の表を見てもらうとイメージしやすい。

映画タイトル公開年作中の時系列位置
GotG2014年2014年頃
GotG:リミックス2017年前作の数ヶ月後(2014年内)
インフィニティ・ウォー2018年2018年
エンドゲーム2019年2023年
ホリデー・スペシャル2022年エンドゲーム後
GotG:VOLUME 32023年ホリデー後すぐ


つまり、「リミックス」は公開は2017年だが、内容的には1作目とほぼ同時期。混乱しやすいので要注意

どこから観れば理解しやすい?


GotGシリーズをこれから観ようとしているあなたにおすすめの視聴順は、「公開順」→「MCU合流順」の組み合わせパターン。つまり、まずGotGの世界観に慣れてから、アベンジャーズとの関係性を押さえる形。

おすすめ視聴順:

  1. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
  3. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
  4. アベンジャーズ/エンドゲーム
  5. ホリデー・スペシャル
  6. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

この順番だと、「どんなキャラなのか」「何に葛藤しているのか」「どこでチームと交差するのか」が自然に理解できる。

たとえるなら、推しのバンドを知ってからフェスで観る感じ。いきなりフェスから行くと、誰が誰だかわからないでしょ?

アベンジャーズと交差する時期

GotGとアベンジャーズが接触するのは、主に以下の作品と時期:

  • 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年) サノスを追っていたGotGが、トニーたちアベンジャーズと惑星タイタンで合流。
  • 『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年) ラストでトニーの葬儀に出席。その後、ソーとともに旅立つ。
  • 『ソー:ラブ&サンダー』(2022年)※冒頭のみ共演 ソーと共に一時的に行動。これが最後の共演描写となっている。

このように、交差するのは主に「サノス関連の物語」で、GotG側の事情とアベンジャーズの戦いが一致したことがきっかけになっている。


キャラクターや物語をもっと知りたい人へ

あらすじ

銀河のはじっこで、個性のパンチが効きすぎた宇宙のアウトローたちがチームを結成──これがガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの始まり。

最初は、オーブ(インフィニティ・ストーンの一つ)をめぐるドタバタで出会った、宇宙のお騒がせメンバーたち。

  • お調子者のリーダー、スター・ロード(ピーター・クイル)
  • 超攻撃型な緑の女戦士、ガモーラ
  • 暴れん坊筋肉怪人、ドラックス
  • IQ高すぎるアライグマ、ロケット
  • 木のセリフが「アイ・アム・グルート」だけの、グルート
ピーター・クイル
ガモーラ
ドラックス
ロケット
グルート

この5人がひょんなことから協力し合い、悪の野望を阻止するうちに、「銀河を守る者=ガーディアンズ」として団結していく。

その後は、それぞれの過去や心の傷とも向き合いつつ、宇宙の危機、家族の問題、そしてサノスとの因縁にも巻き込まれていくという、ドタバタだけどちょっぴり切ない冒険へ。

ガチの宇宙バトルもあれば、ユーモアもある。しかもサントラが最高。

観終わった後、あなたのプレイリストが70年代ロックで埋まること間違いなし。

ガーディアンズオブギャラクシー 金色の人

アダムウォーロック
(C)Marvel Studios 2023

「ねえ、あの全身金ピカの人、だれ!?」と思ったそこのあなた。正解、それはアダム・ウォーロックというキャラです。

彼が登場したのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』。金色でムキムキ、飛んで戦えてビームも出せる、まるで“宇宙の超新星系アイドル”。でも実は、まだ未熟な“生まれたてヒーロー”なんです。

彼を生んだのは「ソヴリン」という金ピカ民族(←外見も中身もキラッキラ)。もともとはGotGに復讐するために作られた「兵器」だったけど、物語の中で成長して、ちょっとずつ“ヒーローっぽく”なっていく。

つまり彼は、金色のトラブルメーカーからの転生ヒーロー候補。今後のMCUでも登場が期待される超重要キャラなので、「あの人誰?」で終わらせず、しっかり覚えておくと楽しい!

サノスとガモーラの関係とは?

サノスとガモーラ。彼らの関係は、“家族”のようで“支配者と奴隷”でもあった、かなり複雑な絆です。

サノスは、惑星を滅ぼした際に幼いガモーラを“引き取る”という形で育てました。戦士として育て上げる一方、彼女を娘と呼び、歪んだ愛情を注いでいた。

でも当然、ガモーラはそんな父に反発。サノスの支配から逃れ、ガーディアンズへ。

それでも、サノスにとって「最も愛する者」はガモーラだったというのが最大の皮肉。

『インフィニティ・ウォー』で、サノスがソウルストーンを手に入れるために“代償”としてガモーラを犠牲にしたのは、ガチでMCU屈指の心えぐられるシーン。

この2人の関係は、愛と恐怖、自由と束縛、信頼と裏切り…あらゆる感情が詰まっていて、観れば観るほど「うわぁ……重い……」となるはず。

ロケットとソーのコンビに注目

MCUで異色のケミストリーを見せたのが、ロケットとソーのコンビ。『インフィニティ・ウォー』で共闘し、まさかの名バディに。

ソーが絶望の中で宇宙を彷徨っていたとき、ロケットが選ばれて同行する流れになるんだけど、これが意外とハマる!

ソー:神なのに不器用で、ちょっと抜けてるけど真面目

ロケット:アライグマなのにリアリストで、超有能なのに毒舌

このギャップが最高。お互いに強がりで、本音はなかなか言えないタイプ同士なのに、最終的にはちゃんと信頼し合う関係になるという胸アツ展開。

ロケットがソーに「失ったものが多すぎたな」とそっと声をかけるシーンは、セリフ少なめなのに超名場面。

このコンビ、また観たい。いや、ほんとにまた観たい。MCUよ、頼む。


まとめ:MCUの中での位置づけと楽しみ方

初心者でも楽しめる理由

MCUって作品数もキャラも多くて、いきなり入るにはちょっとハードル高そう…と思ってるあなた。

でもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは、初心者にこそおすすめなんです。

その最大の理由は、シリーズ単体でほぼ完結していること。

地球とは別の“宇宙”が舞台なので、アベンジャーズ本編の複雑な人間関係を知らなくても話が理解できる作りになってる。


ストーリーも「仲間になる→ぶつかる→協力する→家族になる」という王道パターンで、映画が初めてでも安心して観られるシリーズと言えます。

ガーディアンズを観るメリット

「MCU多すぎて全部観るの無理!」って人、多いと思う。

でも、GotG(ガーディアンズ)シリーズを押さえておくだけで、MCU全体が一気に楽しくなる副作用があるんです。

メリットをざっとまとめるとこんな感じ:

  • 宇宙系キャラと設定が理解できるようになる
  • アベンジャーズ後半戦(特にインフィニティ・ウォー以降)がより熱くなる
  • 世界観に飽きたときの“癒しの異色作”として機能する
  • サントラが神。プレイリスト入り確定。
  • キャラ同士のやりとりが最高。何回観ても笑える。

特に、他作品ではシリアス展開が続く中、GotGのギャグと音楽は癒しとテンポの良さを提供してくれる

観た後に「なんかMCUっていいな」って自然と思えるシリーズ、それがガーディアンズ。

あと、単体作品としても評価が高いので「これだけ観た」でもOKという万能ぶり。

むしろ、そこから沼にハマる人が続出中…。

ガーディアンズ オブ ギャラクシー アベンジャーズ つながりを知るための総まとめ

まとめリスト
  • 両チームが本格的に交差するのは『インフィニティ・ウォー』から
  • それ以前は宇宙と地球で別々の物語を描いていた
  • サノスの登場が両チームをつなげるきっかけとなった
  • ガモーラとサノスの因縁が物語の鍵を握る
  • ソーとガーディアンズは相性が良く、一時的に共闘している
  • ロケットとソーの掛け合いがファンの間で好評
  • 『エンドゲーム』以降はGotGのチームが一度解散している
  • マルチバース展開により再共演の可能性は十分にある
  • GotGシリーズだけでも楽しめる完成度の高い構成になっている
  • 世界観を知ることでMCUの理解がより深まる


ポップで親しみやすいガーディアンズと、地球代表アベンジャーズの絡みを知ることで、MCUがもっと面白くなるはず。

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